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Channel: ベイのコンサート日記
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コンサート納めはオピッツ、スダーン、愛知室内オーケストラのベートーヴェン「ピアノ協奏曲全曲」

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今年のコンサート納めは12月27日、28日のゲルハルト・オピッツ(ピアノ)、ユベール・スダーン(指揮)愛知室内オーケストラによる「ベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏会」でした。
ベートーヴェン「ピアノ協奏曲ニ長調」(作曲者によるヴァイオリン協奏曲からの編曲版)を含めて、連日3曲ずつ協奏曲を弾くという重厚なプログラム。

 

オピッツはベートーヴェンの書いたカデンツァは全て一番長いバージョンを使うなど、「全曲演奏会」にふさわしい徹底ぶりでした。

 

スダーンはコロナ禍で来日できなかった2人の指揮者の代役の代役。よく引き受けてくれたものです。
コンサートマスターをソリストとしても大活躍の石上真由子が務め、スダーンの的確な指揮のもと、若手中心のオーケストラをよく牽引していました。

詳しくは、「音楽の友」3月号に書きます。

 

今年のコンサートは167回で終わりました。1月はコロナ禍で自粛したのでこの回数ですが、それでもコロナが猛威を振るった昨年に比べれば5割増しです。

 

来年のコンサートはオミクロン株の影響でどうなるか、来日アーティストはいつからOKになるのか、しばらく落ち着かない状況が続きそうです。

 

 


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