$ 0 0 (6月8日・東京芸術劇場)さすが、イタリアオペラの伝道師と言われるだけある見事な園田隆一郎の指揮。歌手、合唱、オーケストラのバランスが完璧。ソリストはベル・カント=無理のない自然な歌唱で美しく歌う。アカペラの重唱も音程が完璧。合唱もまた音程が正確で一体感があった。まとまりが良すぎて、羽目をはずさないところが逆に物足りないという贅沢な要望もないではないが、歌手も合唱もオーケストラも園田の指揮を信頼していることが伝わってくる。 詳しくは「音楽の友」コンサート・レヴューに書きます。