$ 0 0 もしブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」に理想の演奏があるとすれば、今夜の五明佳廉(ごみょうかれん)とフルシャ都響の超弩級(どきゅう)の名演はその筆頭にあげられるかもしれない。「凛(りん)とした気品」という言葉がふさわしい演奏だった。フルシャ都響のブルックナー「交響曲第4番《ロマンティック》」は、壮麗にして限りなく美しい響きに満たされた。これほど美しく品格のあるブルックナーを果たしてこれまで聴いたことがあっただろうか。 詳しくは「音楽の友」コンサート・レヴューに書きます。写真©都響