誤って記事を消去してしまったので、再掲載しました。
この機会に少し加筆しました。
気鋭の若手指揮者、角田鋼亮(つのだこうすけ)が読響サマーフェスティバル《三大交響曲》に登場、新鮮な演奏を聴かせてくれた。
長身で指揮姿も美しい。歌心にあふれた演奏は、品格があり、細部まで目が行き届いた素晴らしいものだった。
詳しくは「音楽の友」10月号コンサート・レヴューに書きます。
角田の指揮はフレージングが滑らかで、ハーモニーは細やかで美しい。その和声の変化の上で歌う旋律が素晴らしく美しい。
クライマックスも充分な力感がある。
角田は2008年カラヤン生誕100周年記念の第4回ドイツ全音楽大学指揮コンクール第2位に入賞。現在、セントラル愛知交響楽団の常任指揮者をはじめ、大阪フィル、仙台フィルの指揮者も務めている。
これからも在京オーケストラを数多く指揮してほしいと強く願う。