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Channel: ベイのコンサート日記
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アンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(11月22日・サントリーホール

ブルックナー「交響曲第9番」は、今まで聴いた同曲の最高峰の演奏だった。ここまで高く堂々とそびえたつようなブルックナーを聴いたことがない。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(GHO)は、12年前リッカルド・シャイー指揮で聴いたブルックナー「交響曲第8番」と同じ音を響かせた。GHOの伝統がしっかりと守られている。その暗さをたたえた気品のある響きはブルックナーに最もふさわしいと思う。...

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平石章人(NHK交響楽団指揮研究員)、湯川紘惠(同)N響定期演奏会デビュー!

(11月25日・NHKホール)ウラディーミル・フェドセーエフが、体調不良のため医師のアドバイスに従い、来日中止となり、代役としてN響指揮研究員の二人が分担して指揮をした。二人とも今年3月にフェドセーエフN響の近畿・中国ツアーに同行し、マエストロから教えを受け、また今回の公演のため、チャイコフスキー(フェドセーエフ編)/バレエ組曲「眠りの森の美女」の楽譜作成にも携わった。...

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自由が丘クラシック音楽祭2023 in 原宿 水谷晃(vn) 山本裕康(vc) 松本望(p)

(11月26日 hall60 (<ホール ソワサント>)ミューザ川崎シンフォニーホールの設計にも携わった建築家、小林洋子と林秀樹は音楽サロン「ACTサロンentracte」を主宰し、6年前から毎年秋に「自由が丘クラシック音楽祭」を開催している。今回の会場は原宿のhall60 (ホール ソワサント)。名前の通り、ピアノリサイタルで60名、ピアノ五重奏までの室内楽で最大47名という小ホール。...

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高関健 東京シティ・フィル プッチーニ「歌劇《トスカ》」(演奏会形式)

(11月30日・東京オペラシティコンサートホール)2020年3月に予定された公演。コロナ禍で延期となり、3年を経てついに実現した。歌手陣も当時予定されたメンバーがそろった。...

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ルイージ N響 ベルリオーズ《幻想交響曲》(12月1日・NHKホール)

NHKホールの前の遊歩道は、今日12月1日から毎年恒例の「青の洞窟」のイルミネーションが点灯し、クリスマスマーケットも開かれ、人波でごったがえしていた。近くの表参道の並木にもイルミネーションが点き、明治神宮前、原宿はクリスマスの雰囲気がいっぱい。...

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大友直人  都響 上野耕平(サクソフォン) 福本茉莉(オルガン) (12月2日サントリーホール)

サン=サーンス:交響詩《オンファールの糸車》op.31都響の第1ヴァイオリン群が最後の繊細な高音をしっかりとした音程で弾いた。コンサートマスターは山本友重。大友直人の指揮は総奏の強奏で音が団子になるところが少し気になった。 デュビュニョン:アルトサクソフォン協奏曲...

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究極のゴルトベルク ヴィキングル・オラフソン+清水靖晃&サキソフォネッツ 

(12月3日・すみだトリフォニーホール)2部構成で、14時からヴィキングル・オラフソンの「ゴルトベルク変奏曲」、30分の休憩後、清水靖晃&サキソフォネッツが「ゴルトベルク変奏曲」の第15変奏まで演奏して15分の休憩を挟み、第16変奏からアリアの回帰まで演奏した。終演は17時40分。...

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 シルヴァン・カンブルラン指揮読響 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)

(12月5日・サントリーホール)読響桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランがひさしぶりに登場、ヤナーチェク、リゲティ、ルトスワフスキという得意の近現代音楽を指揮し、鮮やかな演奏を聴かせた。 カンブルランの指揮はとにかくポジティブで明るい。音楽の楽しさがストレートに伝わってくる。一見難解なリゲティも新鮮な和声やリズムにスポットライトが当たり、エンタテインメントとなる。...

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記憶に残る名演!アリス・沙良・オットとルイージN響のリスト「ピアノ協奏曲第1番」

(12月6日・サントリーホール)これまで聴いたアリス・紗良・オットの演奏の中でも今日は傑出していた。2012年10月のマゼールN響とのグリーグ「ピアノ協奏曲」を超えていたのではないだろうか。楽しくて爽快。マゼール&N響の初共演、最終日の演奏を聴く。 | ベイのコンサート日記 (ameblo.jp)...

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TRAGIC TRILOGYⅢ  プッチーニ「蝶々夫人」(12月8日・白寿ホール)

白寿ホールが主催する「TRAGIC...

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カーチュン・ウォン 日本フィル 池上英樹(マリンバ) 外山雄三・伊福部昭・ショスタコーヴィチ

(12月9日・サントリーホール)『カーチュン・ウォンは天才的パティシエ』。これは日本フィルの首席トランペット、オッタビアーノ・クリストーフォリがウォンをパティシエに例えた言葉に天才的を加えたものだ。パティシエはフランス語で「菓子製造人」。洋菓子の本場フランスでは、パティシエは医者と同じくらいステータスの高い職業とされており、パティシエになるためには国家資格が必要とされる。...

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ゲルハルト・オピッツ ピアノ・リサイタル(12月15日・東京オペラシティ)

11月のノット東響とのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第2番」がまろやかで温かく、感銘を受けたオピッツ。リサイタルはシューベルトとリストというロマン派の作品で構成された。いずれも、師のヴィルヘルム・ケンプの衣鉢を受け継ぐ王道を行く演奏で、昨今の尖った強烈な演奏とは異なり、安心して音楽に身を委ねることができた。 シューベルト:ピアノ・ソナタ 第15番 ハ長調『レリーク』...

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熱狂と興奮の極致!ユベール・スダーン 東京交響楽団(12月16日・サントリーホール)

シューマンの交響曲第1番「春」をマーラーが編曲した版と、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番をシェーンベルクが編曲した版を並べた企画。事務局長の辻󠄀さんいわく『4人の作曲家を一度に味わうコンサート』。 シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 op.38 「春」...

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偉大な演奏!ルイージ指揮N響 マーラー「一千人の交響曲」(12月17日・NHKホール)

ファビオ・ルイージがきっちりとまとめ上げた密度の濃いマーラー「一千人の交響曲」。ソリストが粒ぞろい。NHK児童合唱団が大健闘。新国立劇場合唱団は120名強。引き締まった合唱だが、NHKホールという巨大空間ではもっと人数が必要かもしれない。N響はルイージの指揮のもと、精緻な演奏を展開した。...

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大野和士指揮都響 ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)(12月7日・東京文化会館)

都響は16型。コンサートマスターは矢部達哉。レーガー:ベックリンによる4つの音詩 op.128第1曲「ヴァイオリンを弾く隠者弦に繊細さが出てとても良かった。同じプルトに弱音器付きとそうでない奏者が交互に座り、響きが複雑になる。矢部達哉のソロが際立つ。 第2曲「波間の戯れ(Im Spiel der Wellen)」スケルツォ的な曲を大野和士が切れ味鋭く描く。 第3曲「死の島(Die...

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「音楽の友」2024年1月号本日発売! 特集記事「名門オーケストラ来日ラッシュ」

「音楽の友」2024年1月号が発売されました。今年は10月から11月にかけて世界の一流オーケストラ、ソリストの来日ラッシュが続きました。その特集記事が15pから21pまで7ページにわたりカラーで特集されています。...

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青木尚佳(紀尾井レジデント・シリーズ 第1回)~ミュンヘン・フィル コンサートマスター就任記念

(12月21日・紀尾井ホール)青木尚佳を初めて聴いたのは8年前の2015年4月のこと。同年7月の浜離宮朝日ホールでのリサイタルですでに大家への道を着実に歩み始めていると実感した。...

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白尾彰 フルート・リサイタル・シリーズ 第5回 フルート四重奏の夕べ

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園田隆一郎 神奈川フィル《第九》(12月23日・横浜みなとみらいホール)

園田隆一郎は白寿ホール「トラジック・トリロジー」シリーズでの見事なピアノと歌手陣のリードぶりを知っていたが、オーケストラを指揮するのは今回初めて聴く。神奈川フィルは12型。コンサートマスターは石田泰尚。ウェーバー/歌劇「オベロン」より序曲は、冒頭からヴァイオリン群の音が滑らかで、フレージングも流麗。生き生きとした表情は、オペラ指揮者園田らしい。...

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愛知室内オーケストラ特別演奏会2023 山下一史(指揮) ゲルハルト・オピッツ(ピアノ) 

(12月22日・紀尾井ホール)シューマン:マンフレッド序曲Op.115コンサートマスターは元読響の小森谷巧。愛知室内オーケストラは7-6-6-4-3の編成。人数が少ないとは言え、ヴァイオリンがもっと前に出てもいいような気がした。...

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