マケラ、パリ管弦楽団 日本ツアー初日(10月15日・東京芸術劇場)
「音楽の友」に同じプログラムのサントリーホール公演(10/17)をレポートするので、ブログに詳しくは書けないが、マケラの豊かな才能が感じられる演奏だった。一言感想を書くとすれば、「表面を覆っていたベールが剥ぎ取られたような新鮮さが全部の演奏に感じられたこと」。パリ管弦楽団の色彩感ある音も魅力的で、特に木管が個性的。金管も輝きのある音だった。パリ管は16型、コンサートマスターは千々岩英一。
View Article奇跡の名演!ノット&東京交響楽団 ショスタコーヴィチ「交響曲第4番」(ミューザ川崎)
(10月16日・ミューザ川崎シンフォニーホール)「奇跡の名演」は使い古されたクリシェかもしれない。しかし、そう言いたくなるショスタコーヴィチ「交響曲第4番」だった。...
View Article超名演!マケラ&パリ管のストラヴィンスキー「《火の鳥》(1910年原典版)」
超名演!ストラヴィンスキー「《火の鳥》(1910年原典版)」。やはりマケラは何十年に一人の逸材、天才指揮者だ。《火の鳥》...
View Articleマケラ、パリ管弦楽団 アリス=沙良・オットの記事は「音楽の友」12月号に書きます。
昨夜のマケラ、パリ管弦楽団の超名演、ストラヴィンスキー「《火の鳥》(1910年原典版)」他については、急遽「音楽の友」12月号(11/18発売)にレポートすることになりました。そちらをお読みいただけたらありがたいです。
View Articleシルヴァン・カンブルラン 読響 アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)
j(10月19日・サントリーホール)三年半ぶりのカンブルランと読響の演奏。そうそうこの音、という懐かしさを感じる。リズムも構成もきっちりとしていて、音も明るい。ただ日本初演のダルヴァヴィ「チェロと室内管弦楽のための幻想曲集」と最後のリゲティ「ルーマニア舞曲」以外は、音が少し粗くザラザラしていた。盛りだくさんのプログラム(終演は9時半近く)のため、リハーサル時間が充分とれなかったかもしれない。...
View Articleチョン・ミョンフン 東京フィル ヴェルディ《ファルスタッフ》(演奏会形式)
(10月21日・東京オペラシティ)チョン・ミョンフンがヴェルディ「歌劇≪ファルスタッフ≫」を指揮するのは、今回が初めてだという。東京フィルの楽員のインタビューでは、ものすごい準備をして臨んだとのこと。...
View Articleインキネン&日本フィルのベートーヴェン交響曲第8番&第7番(10月22日・サントリーホール)
インキネンは4月の《田園》《運命》のプログラム冊子でのインタビューで、『聴衆が自然であると言ってくれるベートーヴェンを目指す。それ以外の解釈はないと感じながら聴いてもらうことがゴール』と語ったが、まさにその言葉通りの充実を極めた演奏だった。 詳しくは「音楽の友」のコンサート・レヴューに書きます。
View Article井上道義 N響 藤木大地 横浜みなとみらいホールリニューアル記念
(11月3日・横浜みなとみらいホール)ホールは、座席も新しくなり、床も張り替えられ、絨毯も一新。ホールの照明も明るく音響も華やかになった印象。トイレも豪華になり、気持ちがいい。 落下防止の網棚は、正面を除き、バルコニー席に付けられたものは、11月5日までに撤去されるとのこと。実際に座ってみたが、確かに視界が遮られる。...
View ArticleTOKYO MXTV『アンコール!都響 』フランソワ=グザヴィエ・ロト、クラウス・マケラ放送!
『アンコール!都響 』 東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(TOKYO MX )で放送中のクラシック音楽番組 『 アンコール!都響 』 (月 1 回土曜 15:00 TOKYO MX2 11 月・ 12 月の放送回で、今、世界中のクラシックファンを唸らせている、大注目の指揮者 2 人(フランソワ...
View Article自由が丘クラシック音楽祭2022 in 原宿 レポート&コンサート・レヴュー
(11月5日・原宿hall 60「ホールソワント」)建築家、小林洋子と林秀樹が主宰する音楽サロン「ACTサロンentracte」は、毎年「自由が丘クラシック音楽祭」を開催している。最初の3回は自宅兼事務所の「ACTサロンentracte」で開催したが、一昨年はコロナ禍のため原宿のhall 60「ホールソワント」で行い、昨年は残念ながら中止。今回2年ぶり5回目を開催した。...
View Article8Kスーパーハイビジョン試写会「トリトン晴れた海のオーケストラ」《第九》
写真は左から高橋敦、矢部達哉、宮崎将一郎NHKチーフプロデューサー、岡田全弘、山本裕康。(筆者撮影、ピンボケご容赦ください)(11月13日・NHK放送センター...
View Article驚愕の「サロメ」。言葉を失う。(11月18日・ミューザ川崎シンフォニーホール)
驚愕の「サロメ」。言葉を失う。ジョナサン・ノット指揮 東京交響楽団R.シュトラウス:歌劇「サロメ」全1幕2022年11月18日(金)神奈川 ミューザ川崎シンフォニーホール開場/開演:18:00/19:00(20:40終演予定)...
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