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Channel: ベイのコンサート日記
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リヒャルト・シュトラウス サロメ(6月1日・新国立劇場オペラパレス)

サロメ役の出来次第で公演の評価が決まるオペラ。アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(ソプラノ)は熱演で熱唱だった。ドラマティックな表現力があり、声も前によく出ていた。R.シュトラウスは『理想とするサロメは、イゾルデの声を持つ、16歳の王女である』と非公式に発言したという(広瀬大介氏のプログラム解説より)。イゾルデの声ではあったが、16歳の少女を演じるには、イメージ的に少し無理があったかもしれない。...

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井上道義 東京交響楽団 上野通明(チェロ) (6月3日・東京オペラシティ)

武満徹:3つの映画音楽より第1曲 映画『ホゼー・トレス』から「訓練と休息の音楽」。プエルトリコ出身のボクサーを描いた勅使河原宏監督のドキュメンタリー映画(1959年)のために武満徹が書いた音楽。井上道義の指揮は表情がロマンティック。アゴーギクを大きくとる。ジャズ的なところはボクサーのように手をつきだして指揮した。リングを離れて恋人とすごす場面の音楽は優しさに溢れ、ゆったりと演奏された。 第3曲...

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ヒラリー・ハーン ヴァイオリン・リサイタル アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)

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上原彩子&松田華音 ラフマニノフ ピアノ・デュオ・リサイタル(6月7日・サントリーホール)

「ロシアンピアニズムを継承する本格派2人の響演!」のキャッチフレーズ通りの充実のデュオ・リサイタルだった。12の歌 Op. 21より 第5曲「リラの花」変イ長調 (松田)可憐な作品でスタート。繊細な表情。 練習曲集「音の絵」Op. 39より 第6曲「赤ずきんちゃんと狼」イ短調 (松田)...

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ジャナンドレア・ノセダ N響 ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)(6月10日・NHKホール)

ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)プロコフィエフ「交響組曲《3つのオレンジへの恋》」「ピアノ協奏曲 第2番」カゼッラ「歌劇《蛇女》からの交響的断章」(日本初演)...

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角野隼斗(ピアノ) パシフィックフィルハーモニア東京 (6月11日・サントリーホール)

会場は角野隼斗ファンの女性が駆けつけ、満席、完売。ジョン・アダムズ「Must the Devil Have All the Good Tunes?」(悪魔はすべての名曲を手にしなければならないのか?)は、2019年3月7日にユジャ・ワンとドゥダメル指揮ロスアンジェルス・フィルにより初演された。...

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山上紘生(やまがみこうき) 藤岡幸夫の代役で鮮烈なデビュー!(6月9日・東京オペラシティ)

写真は東京シティ・フィルのツィッターより。 東京シティ・フィル首席客演指揮者藤岡幸夫が、肺炎により1週間程度入院治療が必要との診断を受け、出演することができなくなり、プログラム後半の吉松隆「交響曲第3番」は、藤岡に代わりリハーサルを行いサポートした指揮研究員の山上紘生が急遽代役として指揮した。...

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アタイール「チェロ協奏曲《アル・イシャー》」日本初演 鈴木優人 ケラス 読響

(6月13日・サントリーホール)アタイール「チェロ協奏曲《アル・イシャー》」まったく初めて聴く作品。ネット上にも音源が見つからず、当日プログラムの情報のみで聴き始める。プログラム解説が読響ホームページにpdfで公開されているので、事前によく勉強しておくべきだった。...

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ノセダ NHK交響楽団 ショスタコーヴィチ「交響曲第8番」(6月16日・NHKホール)

山をも動かすかのような衝撃のノセダN響のショスタコーヴィチ。ウクライナとロシアの戦争が実際に行われている現在、ショスタコーヴィチが書いた音楽の迫真性、死者への鎮魂の歌がここまで現実味を帯びて響くとは! ノセダは、音楽は社会を変えると、ベートーヴェンやヴェルディ、ショスタコーヴィチの例を挙げて、インタビュー*で語っているが、今夜の演奏を聴くとその言葉に共感する。...

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小泉和裕 都響 クララ=ジュミ・カン(ヴァイオリン)(6月17日・サントリーホール)

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26 ソリストはクララ=ジュミ・カン。どこかで聴いたことがあると思ってブログを調べたら、2016年、今から7年前のフェスタサマーミューザでチョン・ミョンフン指揮東京フィルとのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」を聴いていた。チョン・ミョンフン 東京フィル チャイコフスキー・プログラム | ベイのコンサート日記...

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ケレム・ハサン(指揮) 読響 エリック・ルー(ピアノ)(6月18日・東京芸術劇場)

若く素晴らしい才能を持つ二人が読響と最高の演奏を聴かせた。読響のアーティストの発掘と選択眼にはいつも感嘆する。 先にピアニストのエリック・ルーから。ルーはアメリカ合衆国、マサチューセッツ州出身の中国系アメリカ人。2018年、マレイ・ペライアも優勝した権威あるリーズ国際コンクールで第1位。2015年、17歳でショパン国際コンクールの第4位に入賞した。...

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ノセダ N響 庄司紗矢香 レスピーギ&ラフマニノフ(6月21日・サントリーホール)

ノセダの指揮とN響の緻密な演奏は作品の価値を更に上に引き上げる磨き抜かれた洗練を実現しているように思える。庄司紗矢香もまた、それを可能にするヴァイオリニストだ。レスピーギ「グレゴリオ風協奏曲」がこれほど深い作品だとは気づかなかった。庄司紗矢香の力で、作品を数段上に引き上げたとも言えるだろう。...

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山形交響楽団 さくらんぼコンサート2023 ラデク・バボラーク(指揮・ホルン)

(6月22日・東京オペラシティ)山形交響楽団のミュージック・アドヴァイザー、ラデク・バボラークが初めて東京で山響との演奏を披露した。 山響は12型。コンサートマスターは高橋和貴。ウィーンで学んだためか、ドイツ語も堪能。開演前のプレトークではバボラークとドイツ語で会話、通訳も担当した。 最初はスメタナ「連作交響詩《わが祖国》第6曲...

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ラハフ・シャニ 諏訪内晶子 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

(6月23日・サントリーホール)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35諏訪内晶子会心の演奏。個人的には、これまで聴いた彼女の協奏曲の中でもっとも感銘を受けた。女王の風格でスケールが大きく、ヴァイオリンを鳴らし切る。重音の迫力たるや、凄みを感じるほど。一方で第2楽章の弱音も完璧にコントロールされた。第3楽章第2主題を作為なく弾いたことも、ハッタリがなく音楽的だった。...

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シャルル・デュトワ 新日本フィル(6月24日・すみだトリフォニーホール)

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ミンコフスキ 都響 ブルックナー「交響曲第5番」(6月25日・東京芸術劇場)

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山田和樹 チョ・ソンジン バーミンガム市交響楽団 ショパン エルガー

(6月29日・サントリーホール)ショパン...

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エンリコ・オノフリ(指揮)ハイドン・フィルハーモニー管弦楽団 「奇蹟」と「運命」

(6月27日・浜離宮朝日ホール)革命的なハイドンとベートーヴェン。「奇蹟」と「運命」というタイトルがあまりにも符合する。2018年にも同じオーケストラでニコラ・アルトシュテットの指揮とチェロによるオール・ハイドン・プログラムを聴いたが、その時は今夜ほど過激な印象ではなかった。ハイドン・フィルハーモニー ニコラ・アルトシュテット(指揮/チェロ独奏) | ベイのコンサート日記 (ameblo.jp)...

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コリヤ・ブラッハー J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲演奏会

(6月30日・トッパンホール)【第2夜】J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 コリヤ・ブラッハーを聴くのは10年ぶり。印象は10年前と変わらないが、より音楽大学の先生らしくなったかもしれない。...

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アレクサンダー・ソディ 反田恭平 読響 ラフマニノフ&チャイコフスキー

(6月28日・サントリーホール)ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30〈生誕150年記念〉反田恭平の人気もあり、ほぼ満席となった会場。反田の演奏は主題をラプソディックに歌い上げていく第2楽章アダージョや、抒情味のある第3楽章第2主題など、ロマンティックな部分は惹きつけるものがあった。...

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