11月のコンサートスケジュール
11月のコンサートスケジュールです。10月はなんとか乗り切りましたが、11月は果たして完走できるのでしょうか?肉食べてがんばります。11月2日(月)19時@すみだトリフォニーホールシベリウス生誕150年記念/交響曲全曲演奏会ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団交響曲第7番ハ長調作品105 交響詩「タピオラ」作品112 交響曲第5番変ホ長調作品82...
View Articleハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団
11月2日(月)19時@すみだトリフォニーホール シベリウス生誕150年記念/交響曲全曲演奏会 ハンヌ・リントゥ指揮 フィンランド放送交響楽団 交響詩「タピオラ」作品112 交響曲第7番ハ長調作品105 交響曲第5番変ホ長調作品82 フィンランド放送交響楽団の最初の弦の響きから、北欧の高い空が浮かんでくる。乾いた音、強力な弦の響き。16型のフルオーケストラの迫力。...
View ArticleNHK音楽祭 イルジー・ビエロフラーヴェク チェコ・フィル「わが祖国」
(11月4日、NHKホール) ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルによる「わが祖国」はこの曲のスタンダードと言わざるを得ない説得力があった。...
View Article小山実稚恵 デビュー30周年記念 ~秋~
(11月5日、サントリーホール) ショパンのピアノ協奏曲第1番では小山実稚恵の伸びやかで純粋な広々とした世界を、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では小山のラフマニノフへの限りない愛と憧憬を感じた。それぞれの第2楽章は繊細で夢のような世界が広がった。...
View Articleハーディング ハーデンベルガー 新日本フィル
(11月8日、サントリーホール) トランペットの名手、ホーカン・ハーデンベルガーによるディーン(1961-)の「ドラマティス・ペルソネ」の日本初演と、ベンヤミン=グンナー・コールスによる新版を使ったブルックナーの交響曲第7番という意欲的なプログラム。...
View Articleサスペンダーおじさん
首都圏のコンサートではおなじみの通称「サスペンダーおじさん」。開始ぎりぎりに入場し、皆の注目を浴びつつ常に最前列に座る白髪の老人。大きな荷物を持ち雪駄ばき、サスペンダー姿。ほぼ毎日コンサート通い。彼については、私もいつも不愉快に思っていましたが、東条さんがついに怒りを爆発!...
View Articleクリスティアン・テツラフ バッハ無伴奏を弾く
(11月14日、紀尾井ホール)そびえたつ大伽藍でもなければ、厳しい戒律に縛られた修行僧のようなバッハでもなく、色彩感あふれる艶やかなバッハでもない。テツラフは草原に風が吹き渡るようなバッハを弾いた。 強い風も弱い風もあったが、聴く者を舞い上げるような強風は吹かない。風は手でつかもうとしてもつかまらない。もどかしさを感じる演奏だった。...
View Articleエリソ・ヴィルサラーゼ ピアノ・リサイタル
(11月21日、すみだトリフォニーホール) 驚愕のコンサートだった。ヴィルサラーゼの音楽はスケールが途方もなく大きい。ピアノで可能な表現を限りなく聴かせることができるのではないかと思わせる。古典からロマン派までピアノ史を俯瞰しながらその真髄を教えてくれた。 彼女の弾く音符ひとつひとつに文字が浮かび、それが連なり意味を持って聞こえてくる。こういう体験は初めてだ。...
View Articleスクリャービン/ピアノ・ソナタ全10曲演奏会 イリヤ・ラシュコフスキー
(11月23日、武蔵野市民文化会館小ホール) 2012年第8回浜松国際ピアノ・コンクール優勝のイリヤ・ラシュコフスキーがスクリャービンのピアノ・ソナタ全10曲を一回のコンサートで演奏するという挑戦的なプログラム。ピアノはヤマハを使用していた。...
View Article12月のコンサートスケジュール
12月のコンサートスケジュールです。今月は第九を4人の指揮者で聴き較べます。果たして誰が最も説得力がある指揮を聴かせてくれるのか楽しみです。12月4日(金)19時@サントリーホール読売日本交響楽団第553回定期演奏会オスモ・ヴァンスカ指揮 読売日本交響楽団シベリウス:交響曲第5番変ホ長調作品82交響曲6番ニ短調作品104 交響曲第7番ハ長調作品105...
View Articleヴァッシリキ・カラヤンニ ソプラノ・リサイタル
(12月8日、武蔵野市民文化会館小ホール) ギリシャ出身のコロラトゥーラ・ソプラノ、ヴァッシリキ・カラヤンニの日本での初リサイタル。ギリシャ国立歌劇場の専属歌手で、ミラノ・スカラ座(2012年)と英ロイヤル・オペラでの「ホフマン物語」オランピア役でデビューという経歴がある。...
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